介護支援専門員協会 研修講師報告

2022年9月24日(土) ZOOM開催

 

今回、介護支援専門員協会の依頼にて「家族を支える医療制度」というテーマでおよそ150名の方が参加され、高額医療費制度や生活保護、障害年金など入院および退院後の生活を支える社会資源を中心に講和させていただきました。

資料を作成しながら、制度内容をどこまでの範囲をどのように伝えればよいか試行錯誤しながら改めて自分自身も制度の振り返りができて非常によい機会をいただけたと思います。

今のご時世、だれでもネットで手軽に調べることができるため、私たち以上に制度の内容を知っている方も多く、さらに年々制度の改定も行われたりするため、いかに自分たちも最新情報を敏感にキャッチしておく必要があるか、クライエントや支援者が求めるニーズに合った制度を普段の業務のなかでいかに活用できているか実際の事例を交えながら講和するなかで考えさせたいただくこともできました。

さらに制度内容の説明以外に病院でのソーシャルワーカーの退院支援業務の内容やどのようにケアマネージャーの方と連携を図っているか、コロナ禍において連携のしづらさや入退院支援のなかでケアマネージャーとの連携が不可欠とされているうえで工夫し連携を図っており、さらにはACPの大切さや連携するうえで心掛けていること、そして自分自身が専門職としてこれから多くの方に関わり、大事にしていきたいことなどお話しさせていただきました。

今回の発表を終えて率直に感じたこととしては、当日まで何度も読み合わせをして、時間内にも終わらせることができていたにも関わらず、いざ本番になると自分が言いたいことがうまくまとめきれず、改めて伝える難しさを実感しました。

報告者:鹿児島厚生連病院 沢津橋 あゆみ