【研修】令和3年度 第5回基礎研修
令和3年12月18日(金) 今回の最終研修は「在宅医療」がテーマです。
~1コマ目は【住環境調整】について栗林和尚先生(リバティ)のご講義~
住環境調整にもニーズ・アセスメントが重要になりますが、その中でも現場で感じている8つの留意点について話していただきました。また、病院側から病名や病態さえ伝えられないまま家屋調査に参加することもあり、戸惑うこともあるようでした。また、今後の経過的変化も考慮した意見や情報共有の必要性についてもお話していただきました。
~2コマ目は【訪問看護】について森 恵先生(訪問看護ステーションかりん)のご講義~
訪問看護について曖昧なイメージを持たれることもあるため、改めて訪問看護の仕事内容や在宅で行う医療処置について説明していただき、振り返りの機会になりました。また、医療保険と介護保険のどちらを活用するかを学びました。その他、現場の立場から病院側より間違った情報提供もまれにあり、戸惑う場面もあるとのお話もありました。また、MSWに対してはその人らしく過ごすために全人的把握の必要性を語っていただきました。他にも限られた時間でACPやスピリチュアルケアについても触れていただきました。
講師お二人とも1時間の講義では語りつくせないようでした。その中で、現場に伝えたいことをお話していただきました。
(ザ王病院 田口)