令和4年度 第1回基礎研修

6月4日(土)、基礎研修が始まりました。今回は10名の方々にご参加いただきました。

前半は、荒川会長よりMSW総論と当協会についての説明を頂きました。

会長がMSWとして働き始めた新人時代から現在に至るまで大切にしている事や、事例を通してMSWに必要なスキルや信念等お話頂きました。30年近くのキャリアがありながら、常に内省に努められている姿には本当に頭の下がる思いでした。

後半は、急性期・回復期・在宅領域で働く3名のMSWに、それぞれの業務内容や患者・家族との関わりの中で日頃感じていること、実践を通して感じる連携について等話して頂きました。

MSWの活躍の場が、医療機関内だけではなく、ますます地域へ拡大しているのだと感じました。また、フィールドが広がることで、連携先も多様化してくるため、MSWの連携のスキルや交渉術をもっともっと磨いていく必要があると思いながら聞いていました。

今回の講義は、現場の生の声を聴く機会にもなり、受講生の方々も興味深く聴講されていました。

今年度の基礎研修は、毎月第1(土)の午後に設定しています。3月までの長丁場ですが、終講時には、知識・技術、そして自信が受講生に根付いていくと思います。

受講生の皆さん、1年間よろしくお願いいたします、そして頑張りましょうね♪

(教育研修部 浜辺恵里香)

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